2010-12-30 (Thu)
□久しぶりに、役者の友達に会ったり、芝居を見に行ったりなど。
□そして初めて映画や監督や役者がなんなのか、分かった気がした。この間。
□今さらだけど、面白い。
□あと最近また純文学が読みたい。
□純文学を朗読したい。
□夏目漱石の「夢十夜」や、太宰治の「女生徒」や。
□『あたし、東京のどこにいるか、ごぞんじですか?
もう、ふたたびおめにかかりません。』(女生徒)
□冬の月は酔っても素面だそうですよ。
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2010-12-29 (Wed)
□大家さんのおじいちゃんに家賃を届けに行ったら白菜と葱と大根をくれた。大家さんとこの畑で取れた野菜。
□もちろん夕飯は鍋になった。
□テレビもラジオも音楽もない和室では鍋から上がる湯気の音も聞こえる。
□食事などはいかに安く腹を膨らますか、という行為であると思っていて、「食べること」に興味など全くなかったという池田くんが(食事を興味のあるなしの対象にしてる時点で私にはかなり驚きだった)、美味しい美味しいとご飯を食べて「俺は美味しいものが食べたいんだ」などと言うようになったことに「ほぅ」と思い、しみじみ感じ入る。
□かくいうわたしも理由は違えど食事がほとんど食べれなかった時が長いので、自分にもしみじみ。しかし食べすぎてお団子に似てきたのは困る。
□地味に暮らすって実はすごく贅沢なことだと思う。
□つづく。
2010-12-27 (Mon)
あの子は大きな布のよう、全てを包むし何でも放す、きっと空も飛べるかもしれない。小さい素敵な緑の庭に敷いて妖精たちが遊ぶ大きな布のよう。
あの子は地球と大気圏抜けて宇宙に咲く蓮の花のよう、その静かに大きな呼吸の音と風が、海や月や人の心をそっと震わす。さざ波のように繋がる振動の手綱。
あの子は曲がりくねった道で誰よりも真っ直ぐなボールを投げ続けている少年のよう、昔から、昔から。カーブでもフォークでもそれは誰よりも確かに真っ直ぐ届く。必ず。
あの子は丸くて少し霞んだガラスの球のよう、てのひらにそっと包んで中を覗くと青い炎がちらちらと揺れている、それは一見か細く弱々しいのにとても力強く何よりも美しい。
あの子は艶々としたオレンジ色の蜜柑のよう、ふっと香る果汁のみずみずしさにきっと誰もが立ち止まって一瞬何か大事なことを思い出すのだ。
あの子は深く静かに流れる細い水のよう、苔むした冷たい石の匂いがする場所、魚が空を飛ぶ、静かなパレード、いつか見た映画のような。
あの子は山のように大きな大きな見えない時計のよう、淡々と刻まれるゆっくりとした狂いのないリズムに、森の動物や鳥たちや恋人たちもいつのまにか集まって、みんな安心して眠る。暖を取って夢を見る。
けれど。
うさぎだけは軽やかに、そこからまた駆けて行くのだ。
うさぎは、かろやかに、駆けて行くのだ。
2010-12-24 (Fri)
師走
んまー
んもー
とにかく
い・そ・が・し・い!
お正月もノンストップ。
むしろヒートアップ。
だってお寺だもん、職場。
そして今日はクリスマスイブ。
お坊さんたちも今日ばっかりは十字を切ってお祈りしてます。
子供たちがめっちゃテンション高く境内を走り回っておる。
寺の鐘が鳴ったから今は14時。
なんだか雪でも降ればいいのにと思っております。
2010-12-20 (Mon)
音信不通だった友達から最近次々と連絡が来るのだけど
それはつまり
私の風通しが良くなってきたというか
あのとき一度鍵をかけて押し殺した自分が
また戻ってきつつある
ということなんじゃないかな、と思う。
そういうのって、会ってなくても絶対伝わると思うのだ。
好きなものは好き
嫌いなものは嫌い
楽しいことは全力で楽しむ
やりたくないことはなるべくやらない
とりあえずはいやいややらない
という性格のため
みんなに好かれるわけじゃなかったけど
もともとのわたしは
確かそんなだった
散々傷付いてもうやめよう、とか、こうなったのは自分がこんなだからだと、
無理やり社会に合わせようと就職し、絵も音楽もやることはもちろん見たり聞いたりも自分に禁じたら
すっかり体を壊して
ムリムリムリ~!
って今に至ります。
アホだなあと思うけど、アホだから仕方ない。
その後遺症?か、
未だに原因不明の腹部違和感は治らない。
でも、ずいぶんと長い長いあいだ全部受け止めてくれてたんだもんね、自分に嘘をつき続けたり、いやいややりたくないことをやったり、自分を憎んでた自分を。
ありがとうお腹。
だから感謝してゆっくり一緒に治っていこうと思う。
そしてほんとのほんとに楽しんで日々を送る時、きっと気付いたらお腹も元通りになってるんじゃないかと思う。
そんな願いも込めて、ここはチャミペソなんだな、きっと。
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