昨日は珍しく頭を使って日記を書いてみた。
たまにはね、と思って。
そしたら疲れた。
昔はなあ、頭ばっかり得意だったのに。
今はもう頭の中には雲がぷかぷかしてる。
あ、プカプカ、良い曲よねー。
河口湖の山頂の曲がりくねった上の上に茶屋がある。
その名も天下茶屋。
かの太宰治が愛した茶屋でございます。
標高の高い澄んだ空気の向こうには富士山がそびえている。
スッと静かに立っている。
あれは確かどん曇りのいつかの2月で、私は長く続いた恋愛が終わったばかりだった。
天下茶屋の周りだけ雪がちらほら降っていたが、下山したらそれは跡形もなかった。
まるで夢みたいに。
「富士には月見草がよく似合う」という言葉は、青の下で白の中の黄色が、とてもきれい。
それを見ているわたしの眼や、各々が静かにひっそりと光っている。
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